そだちの科学

ADHD

発達障害が多すぎる

衝撃的なサブタイトルで、手に取った雑誌。
子どもの発達だけでなく、成人の精神科外来にも自分は発達障害ではないかと、多くの人が訪れているそうだ。現行の国際的診断基準に従うと、神経発達症(発達障害)になるが、本当にそうなのか、という疑問がある。
精神医学における診断の問題があるという。
そもそも発達障害は、社会生活の中で学習を経て徐々に改善していくのが、一般的な経過なのだ。

この雑誌は、たぶんお医者さん向けなので、専門用語がたくさん出てきてたいそう難解。

神経発達症と言われる子ども達だけど、実は家庭環境が原因で神経発達症のような行動が出ている可能性もある。または身体的な問題の不快さ。お子さんを育てる時間が長いのはやはりご家庭だから、家庭での子どもの理解とサポートが何より大切だ。

愛情不足が根本的な原因であることも少なくない。愛に飢えて問題行動をする子どももいる。

ちゃんとした原因も知らずに、間違っても薬に頼って欲しくない、そんな思いでこの本を紹介する。


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