発達は、一歩一歩

幼稚園に来て、上履きを履けない子がいる。
履きたくない子がいる。
靴下も脱いでしまう。

担当する先生から「上履きを履こうとしないんです」と相談がある。
まず幼稚園に来られたんだからいいじゃないっていう。
幼稚園に喜んで来られる、クラスにいられるようになる。

その子にとって、上履きを履けるようになるのは二の次三の次の目標で、いいと思う。
3学期の終わりには上履きで過ごせるようになる。3学期の目標が難しければ、その次の年の目標でいい。その間に、自分で靴下が履けるようになったり、靴をしまえるようになったり、少しずつその子なりの成長が見られるようになる。

成長はスモールステップの積み重ね！
それを見るのが楽しい。いつの間にか、できるようになっている喜び。