エルピスとその代償

sazaeのひとりごと

最後、パンドラの箱に残った『エルピス』は古典ギリシャ語で「予兆」「期待」「希望」と訳されるそう。

とりあえず、出るものが全部出てこの時点で彼の箱の底に残ったもの

それは

年齢には不釣り合いな高い視覚認知能力と強烈な好奇心。そして鬼の記憶力。

逆にコレらがあるが故に彼には幼稚園で加配の先生が必要となり、家でもわたしが疲弊する結果に。。

出る杭は出過ぎると「非定型」となってしまうのだということを知りました。

そして年長に上がると身体的な多動+脳内の多動も加わり、わたしの疲弊もいよいよMAXに。

年長の夏休み、インスタのストーリーズにこんなどうしようもない投稿をしていました。。苦笑

そう、彼の質問攻撃にSiriも総動員しましたが彼女もお手上げ。。

しかも、質問するくせに答えを最後まで聞かないという・・・。

なので本人が好きそうな図鑑や、かこさとしさん系の本を週に何冊も買い(図鑑以外は全て古本)、とにかく読んで納得なり理解してもらっていました。

この頃から会話は大分かみ合うようにはなっていたものの、まだまだかなり一方的。更に興味があることがマニアックな傾向にあったので、質問されてもわたしが的確に答えられる訳でもなく・・母親としてとても不甲斐ない日々を過ごしていました。というよりこれは今もです。

その結果、わたしがどうなったかというと

自律神経がイカレマシタ・・・・・・(現在進行形)

ポリヴェーガル理論でいうところの「闘争・逃走」状態があまりにも長く続き過ぎたのだと思います。

少し前、都内のバイオロジカル検査を行っているクリニックの無料カウンセリングを受けたところ、最低でもリーキーガット症候群腸カンジダ副腎疲労症候群機能性低血糖を患っている可能性が高く、完全に回復するまでには2、3年。治療費は初めの半年で40万くらいと言われてしまいました 大汗

以前のブログにもどこかで書きましたが、この4つ、自覚症状としてはあったので納得でしたが、回復までに数年を要するのは予想外でした。副腎疲労が最終ステージなのか?・・・

しかもここでは話にあがりませんでしたが、SIBOの自覚症状もあるのでちょっとどうなっちゃうの?状態。

とりあえず信頼できる医療機関で血液検査だけはしたいと思っている今日この頃です。

はなしが大分逸れてしまいましたが、発達っ子のママさんたち、いつも本当にお疲れ様です。

日中、たった10分でもいい、誰にも邪魔されずに休めていますか?

たった10分がわたしたちにとってどれほど難しく貴重なものか。わたしは知っています。

そしてASD、ADHDに関わらず、多動があるお子さんのママたちにとって我が家は、安心できる安全基地ではなく『戦場』だということを。

どうか無理をし続けてsazaeのようにはならないでほしい。

頼れる人、サービスは全力で使ってください。sazaeは物理的に頼れる人はほぼ居なかった。。。

どうか、毎日闘っている発達っ子のママたちが一人でも楽になれますように。

そう願っています。

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