またまたお久しぶりになってしまいました。
sazaeでございます!
そろそろ裕美子先生から戻ってきて~!という声が聞こえてきそうだったので戻ってまいりました笑
(新しく読んでくださっている読者の方でsazaeって誰?と気になった方は、こちらの自己紹介をご覧ください→はじめまして!)
大分ご無沙汰してしまって何から書こう…なんですが、最近あった息子の話をしようと思います。
その前に少し、彼の幼児期の発語がどうだったかについてお話ししますね。
うちの子は市の2歳児検診でニ語文が出ておらず…
保健師さんに相談した上で3歳くらいまで様子を見ていました。
4歳で三語文は話せるようになりましたが、どこかたどたどしくてなんだかAIみたい。
そしてアニメのセリフをそのまま会話に当てこんで使ったりと、なんだかちょっと様子がおかしい感じ…汗
ちょうどこの時期に大きい病院のリハビリセンターで言語療法(ST)を受けることになったり、療育にも通うことが決まり、専門機関で名詞や動詞などをインプットしてもらう日々を過ごしました。
その甲斐あってか(?)5歳でまあまあそれなりに年齢相応の会話ができるようになり、6歳以降は少し言い回しがハテナな時はありますが、ほぼほぼ気にならなくなり今に至っています。
そんな息子ですが、最近昔のことを思い出してこう言ったんです。
「あのときぼくは、みんなよりおしゃべりがじょうずじゃなかったんだよぉ。。」
しかもその後の会話で、話せないのが自分だけだったということをしっかり分かっていたんです。
衝撃でした。
そっか、そうだったんだね。
自分だけうまく話せないって分かってたんだね。
そっか…そうだったんだ…。
超視覚優位で多動も酷かった当時、それでもなんとか100回に1回くらいは心が通じた!と思える会話のやりとりがあったので、この子の中には絶対にしっかり分かって理解している彼がいることは確信していたんですが、まさかそれを本人の口から聞ける日がくるなんて。
ほんとうに夢にも思いませんでした。
そんな彼の現在は…というと、知能検査上の語彙の豊富さは平均より1学年以上上回っていますが、たくさんの単語は知っているけれど、意味まできちんと理解して使いこなせているかは微妙…という判定。
なるほど。
まぁ、そのあたりの凸凹具合が彼の非定型発達たる理由なんでしょうね。
とにかく!本人が話せないから分かっていないとも限らない。
むしろ、目や耳からの情報がかなりの精度で脳にストックされている可能性がある場合もあるんだよ。
というおはなしでした。
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