吃音(きつおん):どもりへの対応

子育てのヒント

吃音の種類

  • ぼ、ぼ、ぼ、ぼくね・・・
  • ぼーーくね
  • ・・・・・ぼく

吃音は2歳から5歳までに発症することが多く、7.8割が自然に治り、大人になっても残ることもある。
原因ははっきりしていないことが多く、体質的、遺伝的な要因があるともいわれている。

吃音かな、という子どもがいたら

  • 話し方のアドバイスはしない
  • 「ゆっくり」「深呼吸して」「落ち着いて」は逆効果。
  • 「どうして?」「どんなふうに?」などの質問はしない。
    難しい説明をしようとすると、吃音がでやすくなってしまう。
  • つかえても、話し終えるまで、さえぎらずに聴く。
    聴き終えたら「~なのね」と話の内容を返してあげる。
    最後まで聞いてもらっ満足感と、伝わったという安心感が持て、話す楽しさを感じられる。
  • 自信の持てる機会(得意なことを褒められる)を多く作る。
    自己肯定感は、幼児期に培われ、言葉の状態も良くする。

幼児期は、たくさん話して、言葉を獲得していく時期だから、どんどん自分の思いを表出させて欲しい。話したいことを飲み込んで、話せない子にならないように、私たち大人の環境づくりが何よりも
大事だ。

参考:北里大学 原由紀先生
   NHK 健康情報

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