幼いお子さんへの性教育の話

子育てのヒント

年長の子どもたちに伝えている「からだを大切にするお話」

保護者の皆さまも子どもにどんなふうに、いつ、話していくべきか、戸惑われるテーマかもしれません。

以前、どこかで読んだものをご紹介します。

夏にお母さんの実家へ帰省した際、
4歳の娘さんが水遊びの流れで裸のまま、
無邪気にお母さんの弟さんに抱きつきました。

その様子に弟さんは一瞬戸惑い、
「小さな子どもとはいえ、裸のまま抱きついてくることに違和感がある」
と感じたそうです。

そしてその違和感を、
そのままにせず、姉であるお母さんに
「服を着せたほうがいいと思う」と伝えました。

皆さんはこの話を読んで、どう思われたでしょうか?
弟さんは姪をとても大切に思っているからこそ、この子を守りたいと思った。

子ども達に自分のからだを大切にする感覚を育てなければならないと思った一節でした。

年長の子どもたちに、園で伝えていること

年長児の子どもたちに向けて、園では絵本『だいじだいじどこだ』(遠見才希子著)を読み聞かせました。

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この絵本を通して伝えたのは、性的な内容ではなく、
「自分のからだを大切にしていい」

また「プライベートパーツ(口や胸、性器)」を理解し、自分も他人も大切な存在だということを認識する」ということです。

具体的には、

  • からだには「だいじなところ」があること
  • その場所は、他の人に見せなくてよいこと
  • いやな気持ちは、我慢しなくてよいこと

といった、ごく基本的なことです。

なぜ、この話を伝えるのか

「まだ早いのでは」と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし知らないことよりも、言葉を持たないことの方が危険になる場合があると考えています。


この時期に伝えたいのは、性についての知識ではなく、

  • 自分のからだは自分のもの
  • いやなことは、いやと言っていい
  • 困ったときは、大人に話していい

という、身を守るための感覚です。

ご家庭でも大切にしてほしいこと

ご家庭でも、難しい説明は必要ありません。

日常の中で、こんな言葉を何度も、さりげなく伝えていただければ十分です。

  • 「からだは〇〇のものだよ」
  • 「いやなときは、やめてって言っていいよ」
  • 「内緒にしてと言われたことは、大人に話していいよ」

特に「困ったら話していい」というメッセージは、繰り返し伝えてください。

臼井幼稚園が大切にしていること

臼井幼稚園では、子ども一人ひとりを、一人の人格として尊重することを大切にしています。

からだも、気持ちも、境界線も、一人ひとり違っていてよく、そして絶対に守られなければならないもの、と考えています。この内容を読んで、どう感じたか、私はこう思う、などのご意見があれば、ぜひ園長への相談からご意見いただければ嬉しいです。
もし困ったことや悩むようなことがあったら、一緒に考えたいといつも思っています。

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