胎児の時から始まっている

子育てのヒント

ブルース・リプトン博士の「思考のすごい力」

母親が健康で、幸せだな~と思って妊娠期を過ごしていると、愛の化学物質が胎児に送られるそうだ。
逆に、母体がストレスを感じ、将来に不安を抱いていると、たくさんのストレスホルモンが送られ、胎児への血液の流れが変わる。
愛を感じていると、ストレスを感じている時では血液が送られる臓器も変わるそうだ。
ストレスフルだと、子どもの知性を最大52%低下させる可能性がある。
前脳への血管が収縮し、後脳に優先的に血液が流れ、危険から逃れるための腕と足に血が送られ、よく発達する。思考する脳は発達せず、反射を司る後脳が発達すると、リプトン博士は言う。

乳児と両親

乳児と両親はエネルギーでつながっている。
生後1週間で両親を見分け、2週間で表情を読み取る。
幸せで、愛情部会親と、不安や怒りを感じている親とを識別できる。
子どもは親の表情を読むことで発達する。

ハイハイして、新しいものを見つけると、本能的に(反射的に)親の顔を見て
親の表情からこれが安全なのか、危険なのかを読み取る。スマホばかり見て子どもに注意を払っていない親だとどうだろう?子どもとしっかり向き合っていない、注意を払っていない親。。
親の方を見ても反応がないことが続くと、子どもは物事を判断するよりどころを失い、困惑し、集中することができなくなる。

親の表情で子どもは態度を変える

親御さんは、「子どもが親の表情次第で態度を変える」ということを知識として教わっていない。
我が子が自分を観察しながら発達するという、とても大切な仕組みを、今からでも遅くない。
知っておいて欲しい。
親子関係を築くための非常に大切な要素であることは分かったと思う。
子どもが世界を理解するためには親からの反応が必要で、
親からの反応がなければ困惑してしまうことを親は知っておこう。

私たちの文明の未来は子育てによって決まる。
しかし現代の子育てはご存じのように子どもだけに向き合うことが困難ともいえる。
この3年間マスク生活だったから子どもは人の表情が読めない。
子どもの学びや発達は、本能的に表情を読むことに依存している。

今からでも遅くない

未来を担う子ども達が困惑せずに、自由に、伸び伸びと、自分だけの生き方で生きていけるように、
お子さんたちを見つめるまなざしを、今よりも少し長く、深くしてみたらどうか。
親が変われば子どもは変わる。

コメント

PAGE TOP