人類みんな

発達障害(神経発達症)

これからブログを読んでくださる方に神経発達症(発達障害)について知っていただきたいことがたくさんあるんですが、まず初めはこれから!と思うことからいきたいと思います。

いきなりですが、神経発達症に馴染みがない方は

えっ…と思ってしまうかもしれませんが、いわゆる発達の『特性』は、実は多かれ少なかれ人類全員が持っているものだったりします。

ちょっと自分や周りを見渡して、

・こだわりが強くて少し風変わりなひと

・なんだか片付けが苦手なひと

・時間の管理が苦手なひと

・とても頭が良いのに空気を読むのが苦手なひと

・キレやすく一旦キレると収拾がつかなくなるひと

・同時進行しなきゃいけない複数のタスクがあるのに1つのことしかできないひと(あ、わたし)

などなどなど…

これら全て神経発達症の特性に含まれる内容です。

主治医に言われたことをそのまま書くと、特性が日常生活の妨げになるくらいのレベルの状態を『障害』といい、特性があっても日常生活を送れているなら障害とはいいません。

ということらしいです。

なるほど…

特性ならきっとsazaeにもたくさんあるぞ 笑

だけど色んな人に助けてもらったり、ライフハックを駆使してなんとか日常生活は送れている。

そうか、診断とはそういう判断の仕方なのか。

と学んだわけです。

人類みんな神経発達症とまでは言えませんが、その要素は誰にでもあったりする。

特性の強弱はスペクトラム(連続していて)で明確にここからが障害という線引きはない。

けれど特性が強い場合、本人にとって社会自体が障害となってしまう。

ここでとても大事なのは

社会側から見て本人が障害なのではなく、本人にとって社会という環境が障害となってしまうということ。環境との摩擦が障害を生むという考え方です。

環境調整は当事者支援のひとつですが、そのためには医師の診断や療育が必要になることもあります。

我が家は診断でも涙、療育でも涙、それはもうたくさんたくさん泣きました。あ、本人じゃなくてわたしが。です。

でも今だから言えることがあって、あの時の気持ちは無駄じゃなかった。

かなり早い時期から気にかけてくれた先生方には感謝しています。

早期発見早期療育(なんの熟語か…)は小学校入学までの貴重な貴重な数年間を必ずサポートしてくれるはずです。

年長の就学前検診で、あの時もっとこうしていればよかったとならない為に。

発達に不安があるお子さんをお持ちの親御さん全員が就学前にできることは全てやり切った!と思って次のステージに進めますように。

そろそろ春なのでこんな事を綴らせていただきました。

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