幼稚園の先生たちの休憩

某幼稚園で、「私たちに休憩はないのでしょうか?」と教員が発した言葉が私の心をざわつかせる。実際、ないのだ。取らせたいけど、子どもたちがいる間、先生たちはどうやってとるというのであろうか。少しも気を緩められない仕事だ。ベテランの先生たちは、「休憩なんてあるわけないでしょ」という。とろうとも思わない、という心がけだ。それに甘んじている雇用者側というわけ。
労働者は勤務時間中に休憩をとる義務がある。だけど、保育が14時20分に終わったからといって、休めるわけじゃない。最終のバスが出る時間が16時頃。それまで教室の掃除、廊下、トイレ、とお掃除しなければならない。途中、預かりの子ども達に遊ぼう!と言われることもしばしばあるし、保護者の方とお会いすればお話するし、休憩をとるのは至難のわざだ。終礼で皆が席につく時間が休憩といえば休憩。
ちょっと、対策を考えている。働きやすい環境でありたい。

PAGE TOP