エルの点滴

仕事中、「エルが下痢、病院」という電報のようなメッセージが家人から届く。元々おなかが弱い姉妹だ。ニコルも小さい時は度々下痢をして、病院のお世話になった。人間でもある治療法なんだけれど、他の健康な犬のう〇ちが顆粒状になっているものを服用する治療を半年かけて行ない、すっかり丈夫な腸を手に入れた。人間ではさすがに口からではなく、腸に直接入れる。腸内フローラ移植と言って、自閉症の改善に効果的と言われている治療法でもある。
話しは戻ってエルだけれど、朝誰かが下痢をしていることは家内で周知していた。トイレで3頭がするから、誰のものかはちょっとわからない。丈夫で個体の大きなアリスではないということは確か。お昼過ぎにまた下痢をしたみたいで、元気もないということで即病院へ走ったそう。お昼前の締め切り直前に滑り込み、なんとか診察と治療をしていただけた。ちっちゃい身体で点滴とはかわいそう。いつもはいつも一緒のアリスもニコルという応援団もいない心細さもあって、震えていたそう。3頭でいる強さよ。。熱はなく、大腸内の細菌で良くない菌がいっぱいいるとのことでお薬を処方された。今日は絶食で、しょんぼりしている。2頭は普段通り、時間にはごはんを与えられ、エルは絶食なので、家人が2頭にごはんを与えている間、2階に連れていく。抱っこしていないと、すぐに1階へ行ってしまう。5分ほどで戻るともう食べ終えていて、その残り香を嗅ぐエル。。不憫だ。
大腸炎は怒られたりするだけでなる子もいるそうだ。というわけで、今日から我が家では「こら!」という声は聞こえなくなった。

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