遅刻したお墓参り

13日の夜、まだ明るいうちに提灯を持ってお寺に仏様のお迎え(迎え火)に行き、お寺の門前でお線香をあげて、その火を提灯に入れて持ち帰る。提灯は玄関からではなく、仏間のたたきから入ってお仏壇のろうそくへと火を移す。そしてお供えをあげる。夜遅くまで仏間の電気をつけておく。

翌朝、お墓参りに行くわけだけど、お墓には仏様はいないはず。。うちにお帰りになっているはずだもの。そういう辻褄についてはおいておいて、お墓参りはなるべく早く行くことになっているのだけど、実際、お墓参りの時間は何時と決まっているわけではない。今日は家人がうっかり病院の予約を入れており、私もすっかり忘れて草むしりに従事していたので、家へ上がったら既に7時を回っていた。では病院から帰ってから行こうという、前代未聞の行ないになってしまった。10時半過ぎにお墓に行くと、駐車場にたくさん車が停まっていて、遅刻遅刻と思っていたけれども、存外非常識な行ないでもなかったようだ。真面目な義母を畏れて早起き励行していたのかもしれない。代が替わると色々とあるものだ。

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