遅めの朝、四街道の美味しいパン屋さんボースィエルに行ってパンを勝手を帰って来て、チャイティを淹れて食べた。フランスパンは絶品。クロワッサンもバターの香りが良くて、小麦を食べる罪悪感が吹っ飛んでしまう。お時間のある方はぜひ行ってみてほしい。
一緒に住んでいた祖父が亡くなって今日でちょうど30年。まだ声を思い出すし、話してくれたことをよく思い出す。文字にもずいぶん残してくれたから、ありがたい。亡くなった時は悲しかったなあ。初孫だった私は、後から生まれた弟や従兄弟たちよりも、うんと可愛がってもらった。おむつをしている頃から祖父母の旅行に連れて行ってもらったし、会社に勤めるようになってからも、駅まで車で送り迎えしてもらってた。駅まで歩いて10分足らずなのに、、可愛がってもらってる自覚があったけど、亡くなった時、祖父は母のことが一番好きだったんだなあと思ったんだ。私は死に直面している祖父と向き合いきれなくて、そわそわいらいらしてた。
こうして思い出すってことは、祖父が生きているってことなんだ。誰も思い出してくれる人がいなくなった時、人は本当に亡くなるんだって、誰かが言ってた。
祖父の命日。
