Little Babyの写真展

幼稚園のこと

世界早産児デーが11月17日と知り、その写真展が東京女子医大医療センターで開催しているという。主催者の”Little Babyとクラス@千葉”の代表である五十嵐さんは当園の保護者で、精力的に早産児の家族をサポートする活動をされている。五十嵐さんご自身のお子さんが早産児であったことが、小さく生まれてきた子ども達を応援する活動へと駆り立てたのだろう。出産した後は「ごめんね」という気持ちで泣いてばかりの日々だったという。この写真展での写真に写る赤ちゃんたちは、手のひらに乗るような本当に小さい小さい赤ちゃんであったのだということを知らせてくれた。医療関係者の皆様のご尽力のお陰で小さい命を繋ぎ、ご家族の幸せにつながっていったのだ。

ちょうどたまご組をやめるタイミングでご長男の入園を希望されてきたことを思い出す。幼稚園に預けることへの不安がおありだっただろうなあ、と思う。
今でこそ、園庭を走り回っていかにも健康そうだけれど、思い出せば風邪をひきやすかったり、咳が長引いたりしていたような。大きく育って、本当に良かったね!ご両親の愛情のお陰!と思う。

そんな五十嵐さんの頑張りがNHKの目に留まって、夕方のニュース番組に取り上げられた。彼女の行動力には本当に頭が下がるし、小さな命でも同じ命。一生懸命生きてるよ!をいうメッセージを伝え続けたいという気持ちを尊敬する。

子どもの生と死を、間近で感じる、そんな日だった。

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